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| 固定観念を持つ日本に住む同性愛カップル 人生と愛について語るなら、ミッシェル・アームストロングさんとパートナーのサトウ・クニヒロさんほど国際的な人はいないだろう。2005年、二人は友人を通じて日本のあるバーで知り合った。最初は普通の友達だったが、すぐに互いを必要とする関係になり、最初の出会いから2カ月後、二人は東京のアパートに移り住んだ。 その後、二人はミッシェルさんの家族に初めて会うため一緒にシドニーへ戻る決意をする。ミッシェルさんは、家族にゲイだと打ち明けたその時を思い浮かべて語った。「とても神経質になりました。でも、私と同じようにすぐに彼を好きになってくれました。みんなに笑いがあふれ、周りに認めてくれる人がたくさんいて、私はとても運がいいと思いました」。 二人は楽しい時間を共有し、絆ができて間もなくして韓国旅行をした。「おかしなことに、何をしたらいいのか、どこへ行っていいのか、全く考えがなかったのです。どこかへ出かけることはいつもとは全く違います。互いにどれほど必要としているかがわかるいい機会でした」とミッシェルさん。 ゲイとしてだけでなく国際カップルとして直面する問題についてミッシェルさんは、「日本でゲイカップルになることはとても大変なことです。それが国際カップルではなおさらです。日本での一番の問題は、日本人が変化になかなか適応できないことです」と言う。同性カップルの配偶者ビザがとれれば問題は少なくなるが、ゲイやレズビアンを認める法律は日本にはまだない、と続けた。 同性の結婚を認める国もある 各国で定義は異なるが、法的に結婚と同じように認められる市民ユニオンは、現在、ヨーロッパの15カ国、ニュージーランド、オーストラリア、中南米のいくつかの国、アメリカのいくつかの州、イスラエルで認められている。 法的権利はさておき、「私たちは、考えが合わなかったり、言い争いもありますが、その日の終わりには、相手を愛せますし、何でもしてあげられます。ゲイの国際カップルであることは、ときには大変ですが、他に方法がありません。いつも一緒にいて、笑って幸せになり、悪い面ではなく良い面を見るようにしましょう」とミッシェルさん。 最後に最も重要な言葉で締めくくった。「愛に国境はありません」。ゲイ、普通のカップルにかかわらず、自分たちと同じでない人を判断するとき、我々自身にいつも気にとめておく大切なポイン ビジュアルアーティストとファッションデザイナーのカップル、アンナ・アントニアデスさんとシャンテル・マーティンさんは、東京在住の国際カップルだ。イングランドから来た二人は、4年間ほど東京に住み、それぞれの分野で働いている。最初に出会ったのは2006年9月のダンスパーティだった。 つきあい始めた後、二人は、忙しい仕事やどうしても出席しなければならない仕事関係のイベントなどで、一緒にいる時間はあまりなかった。それに加えて、シャンテルさんは東高円寺、アンナさんは白金高輪と、互いに遠い場所に住んでいた。しかし、偶然に電車の中でしばしば出会うことがあった。無意識のうちにお互いに求めているとシャンテルさんが言うように、それは二人が「絶対に一緒になる」というサインだった。 日本で生活する外国人のレズビアンカップルとして最もむずかしいことの一つは、その関係を公にすることだと二人は知った。同性愛カップルがどのように見え、振る舞うのか、日本ではこり固まった考えがあるので、シャンテルさんとアンナさんはみんなの前でどのように振る舞えばよいのか悩むという。 クリエイティブの世界でも、外国人コミュニティは狭く、みんなが個人、ビジネスのつながりをよく知っていて、新しい出逢いを作り出すことは不可能だ。しかし、彼女たちは強くなった。そして、外国に住む国際カップルへアドバイスする。同性愛、普通のカップルにかかわらず、たいへんな時には片方が力になれるように、健康的な食事をし、経済的な生活をし、互いに忍耐強くなってくださいと言う。 海外に住む同性愛カップルにかかるプレッシャーは、「その場所だけに起こること」ではないという。「車、家、そして結婚、子供が社会通年となっている中で、『カップル』はその期待に戸惑っているように思えます。同性愛カップルにとってそれらは同じではありません。でもみんながこのように考えてくれないとプレッシャーがあります。なぜなら私たちはこの消費社会の中で生きていかなければならないからです」。 文:アントニア・マクロークリン |
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