| 日本をもっと知る - 外国人の目/異文化 | |
| 在日ウエスタン・ウーマンの悩み 文:アントニア・マクロークリン(ニュージーランド) 「ウエスタン・ウーマン」――それはどういう意味でしょうか。日本では私は西洋人とみなされますが、実際は西洋と呼ばれるにはへき地すぎる住人です。母国であるニュージーランドは明らかに日本の西に位置しないし、はるか遠くでもありません。よく、アメリカ人に間違えられます。白人だからかもしれません。 そんなことのほとんどがどうでもいいことです。私にとって日本に住むことはとっても面白いし、刺激があります。アルバイトは時々欲求不満になりますが。日本、特に東京は住みやすく、外国人の多くの友達も同じ見方をしています。日本は全般的に住んだり、働いたり、また旅行もしやすいですし、世界の大多数の国々よりも安全です。 自分の国を離れてどこかに住むことは、新鮮で、違う環境にいるという喜びや楽しみと共に試練や苦難がいつもあります。しかし日本の場合は、世界から隔離され、何千年も単一民族として生き残ってきました。おそらくどこと比べても似たような国はないでしょう。しかし、ここに住む外国人女性として何か特別なことは、そして、直面する困難はあるのでしょうか。 私個人としては、日本に初めてきて困ったことは、服を買うことでした。どのお店でも大きいサイズ、特に外国人用の大きいサイズを扱っていません。特に、女性用の靴に関してはほとんど見つかりません。私は5フィート10インチ(178cm)で、それ相応のサイズの足をしていますが、女の子らしい靴はまったく見あたりませんでした。でも日本人の友達のおかげで、タルサタイムを見つけることができ、ほっとしました。ここは大柄な女性専用の靴店で、28サイズまでのドレスシューズやカジュアルシューズをそろえています。 他に大変だったことは、シャツやブラジャーです。シャツは袖がとても短く、胸周りはきついのです。日本のブラジャーに関して不可解なことは、大きなサイズのものにもパッドが付いていることです。これは一体どうしてなのでしょうか! 女性がすでに女性らしいプロポーションをしているとすれば、なぜそれに足したがったり、あるいは足す必要があるのでしょうか? 前にも言ったように、私は平均的日本人女性や男性よりも背が高いですし、それ相応のプロポーションですが、それでも私にあった日本のブラジャーを見付けることがまだできません。 多くの外国人男性は自国では単なる普通の人、または、それ以下ですが、日本に上陸した途端セクシーな男に変わり、日本人女性が群がるモテ男に変わります。彼らは到着して1日か2日もあれば、若くてかなり魅力的でファッショナブルな日本女性に、新しいガールフレンドとして出会えるのです。 日本にいる外国人女性は背の低い日本人女性と張り合わなければならないのです。最初に日本へ来たとき私は巨大なカバのように感じましたが、運よくすぐに乗り越えられました。日本人男性は外国人女性を恐れているようです。(実際、多くの西洋人女性が背の低い男性を見下ろしています)。そんな大きな女性に興味がないようです。外国人女性の観点からすると、自国の男性と比べると日本人男性はかっこよく、トレンディーで素敵なヘアスタイル、それにいい顔立ちをしています。時には超トレンディーでファッショナブルすぎます。現実を見つめてみましょう。何人の女性が自分より背が低く、スリムで可愛らしい男性と一緒にいて楽しいと思うでしょうか? 性別とサイズのことは別にして、ある外国人女性のコメントがあります。ここにいる外国人女性は日本人女性と同じように行動し、振舞うように求められます。日本人のボスや、学生や、同僚と一緒に働くかどうかにかかわらず、期待されたり、されなかったりすることは欲求不満になるし、うんざりします。自分の性格でないような可愛い少女を演じなければならなかったこともありました。それは私のスタイルではなかったのですが、とにかくにやりと笑って堪えました。 私は日本人の家庭を何度か訪問したことがありますが、妻と娘が夫やその父親に対して控えめで従属的な態度でした。私はそれについていけませんでした。私の父親や一般的に男性との関係では、相手を全面的に尊重します。父親には深い愛情を持っていますが、私は父のメイドでも家来でもありません。 問題と苛立ちは別にしておいて、私のような普通の外国人女性はここにいたいからいるのです。熱さに耐えられないなら台所から出ていけという言葉があります。日本とその国民を絶え間なく否定的に批判し続ける外国人が、日本に住んでいること以上にイライラすることはありません。 それは私にとって時間とエネルギーの無駄です。もしここに住むのが嫌なら出て行きなさい。誰も止めません。でも私は日本が好きです。日本は本当にユニークで、魅力的で、美しく、毎日楽しくいろいろ経験しながら生活できる場所です。大半の女性も含めた外国人が同じような視点で見ていると、私は確信しています。 |
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