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| 東京へ引越、3ヶ月で商売開始! ダイニングバー・キウイ もし、荷物をまとめて地球の裏側へ行って住み、言葉の障害に苛立ちながらお店を完全に改装し、しかも90日以内で開店するよう誰かに言われたら、その人は完全にいかれていると思いませんか。おそらく、いや、間違いなく該当する人たちがいる。結婚して間もないニュージーランド人と日本人の夫妻、アレックスさんとミユキさんだ。2007年3月に日本へ引越、7月1日にはニュージーランドをテーマにした「ダイニングバー・キウイ」を東京にオープンした。 「ニュージーランドから日本へ行くことを決めたのは、このように二人で一緒にできる商売を始めるためです。日本語を学びたいし、ミユキのために楽しくてやりがいのある人生を築きたい。それがお互いを知ることになり、一緒に成長することになるからです。私たちは知り合ってから、1年8ヶ月しか経っていないのですから」とアレックスさん。 「東京へ来るまで、どこに店を開くか決めていなかったのです。そこでインターネットで探し始めました」とアレックスさん。物件を見つけると、二人は改装工事のために業者から見積もりを取った。しかし、思わぬ障害に出くわした。三社の見積もりの中から一番安いものを選んだが、その業者が仕事を取るために、低めに見積もったことがすぐに明らかになった。途中で手抜きをして儲けようとしたのだ。「運良く、私には建築設計の知識があったので、その可能性があると見抜きました。口論はおさまりましたが、完成まで多くのことが遅れて損害がでました」とアレックスさんは思い浮かべる。 「7月に開店してからバー運営上の最大の問題となったのは、ミユキと私、私と他の日本人との間の言葉の問題でした。それが最も顕著になったのは改装のときで、私が望むことをミユキと施工業者に理解してもらおうとしたときでした。ミユキは英語がうまくありません。彼女を通じて私の考え方すべてを伝えてもらうことを期待するのは無理だったのです。そのことについては私は予期していませんでした。過去を振り返ると、これがプロジェクト全体で最大の弱点でした。最後はうまくいきましたが、正直言うと、この問題でほとんど失敗しかけていました」とアレックスさんは言う。 商売していてこれまで一番うれしかったことは、すばらしい堅実な日本人に出会ってきたことです。嫌だったことは、この場にあわないお客――若いお客を言い負かしたがる人、大声を出す酔っぱらいなど――の相手をすることです。ミユキはたくさんのお客に帰るように言いました。 「ビジネスの目的はお金儲けではなく、オーナーのライフスタイルに反映させ、お客のために安全でわきあいあいの環境をつくることにあります。そこでお客同士が友達になれ、オーナーたちもお客と友達になれ、将来は地元の観光、食事、海外旅行などを一緒に楽しめるようにすることです」とアレックスさんはほほえむ。 ダイニングバー キゥイ |
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