| 日本をもっと知る - 風刺(パロディトーク) |
| 格差社会に登場した「金持ち冷笑運動」 ※Hiragana Times CIA(皮肉冗談局)
CIA:どんなことをしているのですか。 会長:格差問題の本質は、一部の人に富が集中していることにあります。大企業経営者の多くは労働者を、今や、利益を分かち合う仲間としてではなく、製品をつくるための機械の一部として扱うようになりました。かつての奴隷と主人の関係に戻ったといえるでしょう。もはやワーキングプアの生活を向上させるにはこの運動以外にありません。 CIA:物騒な話ですね。社会主義革命をもう一度やろうというのですか。 会長:とんでもない。私たちが目指す革命は、全く別のものです。簡単にいえば、私たちの金持ちに対する見方を根本から変える運動です。お陰様で、このところ会員は急速に増えています。 CIA:どういうことですか。 会長:今、贅沢品を買いあさり、グルメ三昧する金持ちに、多くの庶民が不快感を持っています。そのストレスはたいへんなものです。それを、和らげるのがこの運動なのです。たとえば、日本人の金持ちはみんな豪華な外車を買いますよね。彼らはステータスと思っているようですが、われわれは、こいつも自分が金持ちだと自慢する薄っぺらい奴だ、と軽蔑するのです。つまり、金持ちをこき下ろし、ストレスを発散する運動といえばわかりやすいでしょう。
会長:不愉快な金持ちに接したときには、自分だけうまくやったずるい奴という表情をして、彼らを見下すように眺めるのです。毎週一回集会を開き、それぞれが、その成果を持ち寄り発表します。金持ちをこき下ろす快感はたまりませんよ。表には出さずに仲間内で密かに彼らを馬鹿にして優越感に浸るわけですから犯罪にはなりません。 CIA:これが広がるとどうなるのですか。 会長:必要以上の富を持つ金持ちを、尊敬ではなく、軽蔑することにより、金持ちが居心地の悪い社会を築けるのです。どこへ行っても、何をしても、ワーキングプアの圧倒的な数に白い眼でみられるのですから、金持ちはいたたまれませんよ。結局、彼らのがめつさに歯止めがかかり、富は貧しい人に還元されることになるのです。まさに、冷笑運動はガンジーの無抵抗不服従運動に勝るとも劣らない革命なのです。 CIAから一言 ※Hiragana Times CIA(皮肉冗談局) |
かつて1億総中流といわれた日本人の年収格差はますます広がっている。2006年度の平均年収は9年連続で下がり、200万円以下の人が21年ぶりに1,000万人を越えると国税庁が発表した。一方、年収が1千万円を越えた人が224万人に増えた。そんな最中、ワーキングプアにエールを贈る「金持ちを冷笑する会」が今、話題になっている。Hiragana
Times CIAは、金平公平会長にインタビューした。
CIA:運動の中身はどんなものなんです?