| 日本をもっと知る - 風刺(パロディトーク) |
| 「ダイエットはするな!」ダイエット ※Hiragana Times CIA(皮肉冗談局)
CIA:先生は近々、「ダイエットはするな!」という本を出版されるそうですが、どんなことが書かれているのですか。 教授:世界では日々7人に一人が餓えています。日本人も、戦後は食べるものがなく、みんなやせていました。当時の雑誌には、どうしたら太れるかという広告ばかりでした。みんな脂肪に憧れていたのです。それが、今ではみんなが十分に脂肪をつけることができるようになったのです。こんなにすばらしいことはありません。 CIA:ダイエットする必要はないということですか。でも、太りすぎるとメタボリック症候群になりますよね? 教授:太りすぎとは違います。太りすぎは一種の病気ですから治療する必要があります。その人たちは真剣で、すでに何らかのダイエットに取り組んでいるはずです。ダイエットする大部分の人は少し脂肪がついている程度です。実はダイエットを必要としない人達がダイエットブームを作っているのです。 CIA:どういうことですか。 教授:さまざまな統計で、本気でダイエットをするのは身長に対する標準体重を10キロオーバーした時点ということがはっきりしています。それ以下の人は、健康のためというより、美容のためです。だから、簡単な方法でやせようとします。彼らは次から次に出てくる健康グッズを買いますが、本気ではありませんからどれをやっても長続きしません。その反動で、厳しい「ビリーズブートキャンプ」に飛びついたのです。でも……。
教授:いいですか、日本でダイエットが叫ばれてから、30年以上経ちます。本当に、みんなが、フィットネスクラブに通い、ダイエットグッズを本気で活用してきたら、今頃、ダイエットする人はほとんどいないはずです。みんなダイエットを気休めにかじってきただけなのです。ダイエットをしなかった人は病気になりましたか。反対に、この30年間で日本人の寿命はすごく延びているのです。 CIA:それじゃ、やせたい人もこのまま何もしないでいいということですか。 教授:「やせてやる、これ食べてから、やせてやる」という川柳があるくらい、願望と意志は一致しません。ダイエットをしようと思っても、必要に迫られない限り、人間は真剣になれないのです。その程度のダイエットでは、やってもやらなくともほとんど変わりません。実際、ほとんどの人がダイエットする必要がありません。現在の標準体重の計算方法を、現在の体形実態に合わせて「身長(cm)マイナス100」キロに変更すれば、大部分の人が標準体重に入るのです。 CIAから一言 ※Hiragana Times CIA(皮肉冗談局) |
日本ではダイエットが再びブームとなっている。中でもアメリカからやってきた軍隊式減量プログラム「ビリーズブートキャンプ」は、大人気となった。Hiragana
Times CIAはダイエット事情に詳しい、田井中計子教授にその現実について取材した。
CIA:どんなダイエットをやっても長続きはむずかしいということですね。