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| 69連勝した史上最強の横綱 双葉山 定次 スポーツには記録がつきものだが、相撲にも69連勝というとてつもない記録を作った力士が いる。大分県出身の双葉山定次(1912〜1968)だ。ちなみに、近年の大横綱千代の富士が優勝31回で53連勝、また、32回の史上最多優勝を誇る大鵬が45連勝。69連勝がいかにすごい記録であることか理解できよう。 空前の相撲ブームを巻き起こした双葉山は1909年に優勝制度ができて以来、史上最強の横綱と称える人は多い。優勝は12回だが、当時は年二場所。現在の6場所の下で優勝記録を作った大鵬、千代の富士とは比較できない。双葉山の全勝優勝は8回。大鵬、千代の富士は共に7回。 双葉山が初土俵を踏んだ頃には、一場所が10日しかなかった。その後11日となったが、勝ち続ける双葉山人気で13日に、さらに現在と同じ15日に延長された。70連勝目に前頭(一番下のランク)の安藝ノ海に敗れた時には、大ニュースとなった。日本スポーツ史上初の号外が出された。 われ未だ「木鶏」に及ばず 双葉山は、少年時代の負傷が元で右目が半失明状態だった。また、右手の小指は事故で2度も重傷を負った。その影響もあり幕内以前の成績は平均より少し上程度で、目だった存在ではなかった。だが、不屈の精神力とたゆまぬ努力で精進し、次第に頭角を現した。 双葉山の70連勝を阻止した安藝ノ海は、師匠に「勝ってほめられる力士になるより、負けて騒がれる力士になれ」と言われ奮起。後に横綱にまで昇進した。双葉山とはその後9回対戦したが、二度と勝つことはできなかった。 |
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