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| 東京ファッションの世界 チカチカするネオンの光と耳に鳴り響く絶え間ない音楽の中、混雑した東京の街を少し歩いてみると、デザイナーズブランドのジーンズをはくシックな日本人女性の定番スタイルから、お気に入りのアニメキャラクターの衣装に夢中な遊び好きの十代の女性まで、様々な服装の男女に出会うだろう。 アーサー・ゴールデン著の「SAYURI」から坂茂が設計したフランスのボール紙の橋まで、日本の文化やデザインは長い間世界を魅了してきたが、東京ファッションも例外ではない。「渋谷109」(洋服やアクセサリーを取り揃えたビル)は、先端をいくファッションデザインで、いまや世界中の女性にとって象徴的なファッションの聖地になっている。 グウェン・ステファニーの「原宿ガールズ」は可愛いスタイルをはやらせ、山本耀司は驚くほどかっこよくスニーカーをはかせた。渋谷の反抗的なギャルスタイルから銀座・OLのクラシック・スタイルまで、日本のファッションは評判となり、世界の女性たちが追従している。しかし、東京ファッションの幅広さは定義しにくいし理解されにくい。 東京ファッションを知るには、フェロメナ・キートさんの本、「トーキョー・ルック・ブック」が最適だ。さまざまな東京ファッションを選び、写真と共に説明している。彼女は読者を渋谷、原宿、表参道などファッショナブルな東京を案内し、次々に変わる東京の男女のスタイルを興味深く見せてくれる。 ボリュームのあるブロンドヘア、浅黒くした厚化粧、セクシーな服装で渋谷の街をぶらぶら歩いている少女たちは、人生や恋愛、パラパラダンスについて話しに集まってくるサークル仲間だ。彼女たちのほとんどが18歳以下である。この本には、この種の情報が個性的な写真と共にかなりたくさん掲載されている。 「東京はファッションの大きな“るつぼ”です。外国のメジャーブランドがすべて揃っています。また、独自のものもあります。東京の人たちが、ぜいたくなブランド・アクセサリーに、ますますこだわっていることは確かです。パリやロンドンでは、エルメスに興味を持つのはハイクラスのみの傾向がありますが、ここでは、お金があろうとなかろうと関係ありません」と、フェロメナさんは説明する。 東京ファッションは、日本人の個性や情熱のはけ口の表現とみられる。高田賢三や三宅一生のようなデザイナーの成功のおかげで、東京に世界からスポットライトが当てられ、世界中のファッション愛好者を喚起させる次の「モノ」が待たれている。 (英文版)トーキョー・ルック・ブック ©フェロメナ・キート2007 文:イーデン・デイ |
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