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サッカーを通じて教える友情――そして英語!

ブリティッシュ・フットボール・アカデミー

最近は英語教育が室内から野外に移っていく気運が急速に高まっている。今や料理、ゴルフ、ハイキングなどを通じて英語を勉強することができるが、東京では子供たちが世界で一番人気のあるスポーツ、サッカーを通じて英語を学ぶことが最新の傾向だ。それに加えて、生徒は交流を通じて友達の輪を広げていくことができる。同時に親たちの塾にかけるお金も節約できる。

その機会を提供しているのはブリティッシュ・フットボール・アカデミー(BFA)。BFAを運営するフッティ・ジャパンの共同創立者でPRディレクターの、ジョン・デイさんは、人種、文化、言葉、性別、宗教にかかわりなくすべての子供たちにサッカー教育の機会を与えてあげることが主な目的だと説明する。「関東にあるインターナショナルスクールの多くは、短い期間のなかにいくつかのスポーツ・プログラムを取り入れています。たとえば、数週間はバスケットをして、それからテニス、サッカー、水泳と変えていくのです。この方法では、子供たちが小さい年代にさまざまなスポーツに触れさせられますが、すでにサッカー選手として芽を出し始めている子供や、他のスポーツよりもサッカーが好きだという子供たちを充分に満足させることはできません」。

年齢や能力に関係なく子供たちはBFAに参加することができ、英国フットボール協会の認定を受けた親切なコーチから教わることができるとジョンさんは言う。他の組織と比べ、簡単に参加できる。「私たちのアカデミーへの入会条件は、前向きな姿勢とかわいい笑顔だけでいいのです」。

さまざまな国の子供たちが一つのゲームをするとき、言葉の問題はどうなのだろうか? アカデミーにいる子供の30%以上は日本人で、そのうち流暢に英語を話せる子供も少しはいるが、ほとんどの子は話せないとジョンさんは言う。「数週間私たちといるだけで、彼らの英語は明らかに進歩します。その最大の理由は、子供たちが英語を話す環境で楽しんでいるからです。英語が話せないことはサッカーを習う上で何のさまたげにもなっていません。日本の親たちは、BFAが、たとえば塾などと比べはるかに経済的で、健康的な選択肢であることにすぐに気づきました。子供たちは野外に出て、体を動かし、地球のあらゆる国から来た子供たちと混じり、同時に英語も学んでいるのです」とジョンさんは説明する。

真の国際社交場
しかし、子供たちはフィールドでは競争するが、そこを離れれば親しくなる機会がある。「サッカーはBFAのメンバーの間では万国共通語で、この共通の要素が子供たちを結束させるのです。本当にこれはすばらしいことです」とジョンさん。「同じことが親たちに対しても言えます。BFAのスクールにはとても陽気な雰囲気があり、家族同士で交際をするようになります」。

BFAは真の国際社交場として親たちにも他の日本人、外国人の親と親しくなる機会を与えている。「子供たちがその期間を本当に楽しく過ごしていることが日本人、外国人双方の親も互いに親しくなり、堅い絆を結ぶ連鎖反応を起こすのです。見ていてすばらしいです。開校以来、私たちの使命は、『すべての人に楽しいサッカーを』です。これは親御さんたちにもあてはまると思います」。

ピッチではいつも元気な叫び声や悲鳴が聞こえるが、本当の反応は子供が日本を離れるときにわかる。「自分たちが苦労して作り上げたことが、子供の人生に感動を与え、ためになったと聞いたときには本当にやりがいを感じます。日本を去った親御さんから、BFAがいかに家族の日本での思い出になったかを語るたくさんのEメールを受け取ります」。

ジョンさんには忘れられない思い出がある。あるJリーグのジュニアチームにかかわっていた才能豊かなプレーヤーが、軍隊式トレーニングになじめなくて、Jリーグをやめた。アカデミーに入るとすぐにサッカーが何よりも楽しいことがわかったという。「彼は私たちと2年一緒にいました。現在は別のJリーグでサッカーを心から楽しんでいます。使命は果たされたのです」。

BFAが直面する一番大きな問題は、新しい場所の確保だ。日本は2002年度のサッカーワールドカップ共同主催国であるにもかかわらず、草の根サッカーの基本的施設は西洋より数年も遅れているとの思いがジョンさんにはある。「空き地を見つけることはとてもむずかしいことです。時間のかかる手続きや当たる保証のない抽選システムがあり、公共の場所を確保することはほとんど不可能なので、インターナショナルスクールのような民間の組織と協力してやっています」。

BFAの将来の目標は?「私たちの目標は、日本に住む若者すべてのためになるようなサッカー教育に最大限の努力をし続けていくことだけです」。

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