日本をより理解するための傑作記事(ひらがなタイムズ誌面より)
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小さな命を救え!

Hiragana Times の2006年12月号に「犬はわが子同然だが、その裏では……」という記事が掲載されていました。私は警官ですが、私の勤める警察署には迷子になった、あるいは捨てられたと思われる犬が時々持ちこまれます。犬に限らず動物が届けられることはよくあることです。犬の場合、すぐに保健所へ送ることはせず、通常1〜2週間は保護します。うちの署長は犬好きなので、里親が見つかるまで時には何ヶ月も面倒をみます。

署にはいつも数匹の犬がいますが、署員が交代で犬を散歩に連れて行きます。私はそれほど犬が好きなわけではありませんが、署長の暖かい気持ちには敬意を表します。しかし、犬の散歩も大変です。近くにいる人に吠える犬もいます。ある日、それを止めさせようと一匹の犬を叱ると、私に噛みつきました。

幸いたいしたことにはなりませんでしたが、私はその犬に向かってこう言いました。「なんてことをするんだ。俺たちがいなかったら、お前は今頃この世にいないのだぞ!」。それを聞いた署長は言いました。「この犬は飼い主に見放され、心が荒れているんだよ。そのくらいのわがままは、許してあげなさい」。署長はどこまでもやさしい。

同僚は毎朝7時に出勤し、ゲージの掃除をします。中には情が移り、引き取る署員もいます。不幸な犬が多い日本ではありますが、こんな風に一生懸命世話をし、何とか小さな命を消さずにすむようがんばっているおまわりさん達もいることを、知ってもらいたいと思いました。

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