| 日本をもっと知る - 風刺 |
| 世界史の勉強なんて無駄です! ※Hiragana Times CIA(皮肉冗談局)
CIA:どうしてこんなことになったのですか。 評論家:「世界史」と「日本史」の2科目を勉強しても、大学入試に必要なのはどちらか1科目だけなのです。それで高校生の多くが、勉強する範囲や量の多い世界史を敬遠し、比較的内容の少ない日本史を選んでいます。高校側もそれにあわせて、世界史の授業を行わなかったのです。 CIA:グローバリゼーションが進んでいる今、世界史を教えないのは時代に逆行していますよね? 評論家:高校の評価は、生徒がどれだけ有名大学に入学したかで決まるのです。だから大学へ入学させることに関心があるのです。実は、親も人間性を高める教育よりも、そういう方針を歓迎しているのです。親にとって息子や娘の大学はブランド、つまり虚栄心を満足させるものなのです。週刊誌がその親の心理をつかんで出身校別有名大学入学者数の特集を組むと飛ぶように売れるのをご存知でしょう? CIA:正直、大学入試に必要な知識は世の中に出てから役立つのですか。 評論家:全くと言ってよいほど、役立たないでしょう。ある教育機関が、試しに社会人に大学入試問題をさせたことがありますが、合格点に達した者は1割にも満たなかったのです。つまり、大学入試の知識は実用とは無縁なのです。実際、普通の人が日常生活で必要な知識は、義務教育の中学までで十分なのです。 CIA:そんな問題をなぜ出題するのですか。 評論家:出題者はその分野の専門家です。やさしい問題を出すと、権威にかかわると思っているのです。受験者はいい迷惑ですよ。日常生活で役立たない知識を一時的に詰め込み、入学したらすぐに忘れてしまうような問題を解くために、多くの学生が膨大な時間を費やしているのですから。 CIA:その結果、弊害は生まれないのですか。
CIA:どうしたら、こういった問題が起こらないようになるのでしょうか。 評論家:簡単です。大学入試問題を、努力しないで解ける人だけが入学すればよいのです。試験は受験者の実力をはかるもの。本来、不意にやるべきものなんです。試験に出そうな問題だけ勉強して合格しても、本当の実力ではないのです。 CIAからのコメント ※Hiragana Times CIA(皮肉冗談局) |
最近、必須科目である世界史の授業をしなかった高校が全国に540校(約1割)あることがわかり大問題となった。3年生8万4,000人が卒業できなくなることから、政府は70時間の補修を受けさせ、救済することを決めた。その責任を感じて、自殺した校長も出た。Hiragana
Times CIAは、この問題の背景を、教育の裏事情に詳しい教育評論家に聞いた。
評論家:何かすごいことのできる優秀な学生が減少しました。代わりに、つまらないことに黙々と堪え続けられる学生、言い換えれば単純作業に向く学生が多くなりました。