日本をより理解するための傑作記事(ひらがなタイムズ誌面より)
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日本は最高のデザインの伝統を持つ国

エドワード・ガルヴァーニさん

ガルヴァーニ・クリエイティブはマルチメディア商品、テレビ、プリント、ホームページ、ビデオ、写真、広告、商品のパッケージなどの多様なメディアを制作している。

「私は16年前に2ヶ月間の予定で日本に来ました」と、エドワードさんは初めて日本に来るようになったいきさつを話した。その前までは、イタリア、ブラジル、ニューヨークでアートディレクターとして働いていた。「日本で会社を立ち上げることがいかに困難なことか、それまで思ってもみませんでした。ほかの国では、自分のことを知っている人がいなくても、それでも見込みのある人に電話をして、自分の過去の実績を見せることができます。日本ではそれがあてはまりません。すべてが推薦や人からの紹介に基づくものでした」。

どのようにしてエドワードさんは最初の仕事を得たのか?「まず最初に、私がしてきた仕事を見てもらいたいといくつかの会社にお願いしました。数ヶ月間ほとんど仕事がきませんでした。幸運なことに小さな流れが大きくなって、当時一番大きなデザイン会社から仕事をもらいました」。

エドワードさんは続けた。「最初のコンタクトから、日本の新しい顧客に信頼され、仕事をもらうまでの間は、ミケランジェロがシスティーナ礼拝堂の天井に何度も絵を描く時間に匹敵します」。

「日本は最高のデザインの伝統を持つ国の一つで、品質と信頼感にこだわりがあります」と、エドワードさんは言う。この国のマーケットで競争ができることは、私にとって特別なものでもあり、それ自体が賞をもらったようなものです。ソニーのCD-Rなどのラベルを作り、それが採用され、全世界で何百万も売れるのを見て大感激しました。他にも同じようなことがありました。日本の食品会社、ポッカから日本人のマーケットに出すお茶のラベルのデザインを頼まれたときや、私たちが作ったKDDIのテレビコマーシャルが3年間もテレビで流されたときなどは、最高の時期でした」。

日本で仕事をする利点は、日本の顧客がとても義理堅いことだという。「あなたの提案が受け入れられ、マーケットで成功すると、そのお客から何年にも渡り仕事をもらえるでしょう。しかしながら、保証されるものは何もなく、営業努力は永遠に続きます」。

エドワードさんは会社を大きくしようとは少しも思っていない。なぜなら、彼らの顧客やプロジェクトへの世話や配慮は、限られた顧客にしかできないからだ。「このコンセプトを捨ててしまうと、他の会社と変わらなくなってしまい、面白くありません。私の10年後の夢は、今までのお客が離れることなく、常連客が今の2倍となり、少なくとも20人の有能な人達と、ここで一緒に楽しく働くことです」と、エドワードさんは語った。

ガルヴァーニ・クリエイティブ
www.galvani.net

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