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日本人の訪問国1位はアメリカ

国連が1967年を「国際観光年」として「観光は平和へのパスポート」の標語を掲げて以来、世界の観光客は飛躍的に伸びた。世界観光機関(UNWTO)によると、2004年に各国が受け入れた外国人旅行者の総数は7億6,328万人。2003年の外国旅行者数国際ランキングを国別にみると、1位がドイツで7,480万人、以下、イギリス、アメリカと続き、日本は15位。

しかし、外国旅行で使用した金額となると、日本はドイツ、アメリカ、イギリスに次いで4位に浮上する。2005年度の日本人海外旅行者数は約1,740万人。訪問国別にみると、1位がアメリカの388万人、ハワイの152万を含めると540万人。2位は中国の339万人で、香港の121万を加えると460万人となる。中国の次は244万人の韓国。

一方、外国人旅行者受入数の2004年国際ランキングをみてみると、1位がフランスの7,512万人、以下、スペイン、アメリカ、中国、イタリア、イギリスと続き、日本は30位。2005年の訪日外国人旅行者数は673万人となり、過去最高を記録した。訪問先は、1位が東京都で58.2%。以下、大阪府の21.6%京都府の17.4%、神奈川県の16.4%、千葉県の13.0%の順。

訪日国1位は韓国
訪日観光客は、国土省の「Yokoso Japan」キャンペーンなどにより増加している。しかし、それでも日本人海外旅行客の4 割弱しかいない。日本人旅行者が海外で使うお金から、訪日外国人客が日本で使うお金を引いた旅行収支は大赤字だ。日本は、海外資産と輸出で儲けたお金を海外旅行で使っているという構図になる。

訪日外国人旅行者を地域別にみると、アジアが463万人で全体の68.8%を占める。次いで北アメリカ100万人、ヨーロッパが80万人、オセアニアが24万人の順。国籍別では、韓国が175万人で、7年連続の首位。以下、台湾127万人、アメリカ82万人、中国95万人(香港30万人を含む)と続く。

遠距離であるにもかかわらずアメリカへの日本人訪問客が1位、アメリカからの訪日客が3位。これは日米の良好な関係からみれば当然といえよう。面白いのは反日的政策を取る中国・韓国への日本人旅行客が多いことだ。一方、両国からの訪日旅行客は相変わらず多い。国民の旅行は政治とは関係がないようだ。また、地理的に近いことがより重要な要素といえよう。

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