日本をより理解するための傑作記事(ひらがなタイムズ誌面より)
Hiragana Times Japan-Behind the Scenes
 
HOME日本をもっと知る
日本をもっと知る - 人

英語で歌うボーカリストへの夢

MANAMI

衣食住に満ちたりた日本の多くの若者は、今、自分の可能性、満足感を求めて模索している。MANAMIさん(本名 高橋真奈美、東京・足立区、26歳)も、その一人だ。しかし、彼女はその夢の第一歩を実現しつつある。

真奈美さんは母の影響で、幼少の頃からロック・ミュージックばかりを耳にしていた。16歳の時から真剣に曲作りを始め、いつかボーカリストになるのが漠然とした夢だった。あるとき、「この英語の歌詞を日本語訳なしで理解できたら、もっと世界観が広がるぞ!」と思ったのが、本格的なスタートのきっかけだった。

どうせなるなら、世界に通用する歌手。それには、世界共通語の英語で歌えなければと真奈美さんは考えた。しかし、そのときの彼女の英語のレベルは、「ロックが大好きだったのに、英語を毛嫌いしていたのです。自分でも変だと思うんですけれど……」と、苦笑いするほど苦手だった。

真奈美さんは、英語を徹底的に学ぼうと英会話学校に入学した。もちろん一番下のレベルからのスタートだ。そして、努力の甲斐あって、1年半後に日常会話程度は話せるようになった。一方では、音楽活動も続けた。自作「NAKED」のライブ音源をmyspace.comに載せたところ、予想外の反響があり、イギリスのレコード会社数社からオファーを受けた。

そして、イギリスの某レーベルからアルバム・リリースの契約手前までこぎつけたが、実現しなかった。しかし、幾多の困難を乗り越え、雑誌「デビューNow」を発行する株式会社ミックス(日本)から9月にファーストアルバム「45-Lucky Girl」が発売された。ミックスは、MANAMIのPRに全力投球している。

「最近、アメリカにいるファンとイギリスにいるファンの方達が、MANAMI street teamを作ってくれました。ファンの方達から、この事を聞いたときは正直感動して涙が頬を伝いました」と真奈美さん。myspace.comで海外のファンの人達と交流することや、海外在住の日本の人からもメールやコメントをもらったりすることが励みになるという。

真奈美さんは来年、イギリスで開催される有名なグラストンベリー・フェスティバルへの参加を真剣に考えている。両親、祖母や親戚も総動員で応援している。彼女のセールスポイントを尋ねると、「何事も一生懸命やる精神です。私のショーを見て頂ければきっとわかって頂けると思います」と笑う。英語で歌う日本人ボーカリストの夢は、今開かれようとしている。

MANAMIのウェブサイト
http://www.myspace.com/manamimanamimanami

■記事リストへ戻る

Copyright (C) 1998-2008 YAC Planning Inc. All rights reserved