| 日本をもっと知る - サブカルチャー | |
| 「ラーメン」は 日本で一番人気のある食べ物 日本食は、今や世界中で食べられるようになった。日本食にはさまざまな料理がある。外国人にはすしや牛丼がよく知られているが、日本人に最も食べられているのは「ラーメン」であることをご存知だろうか。ラーメンは中華風そばだが、その元祖については諸説あり、日本説が根強くある。 ラーメンの専門店は全国いたるところにあり、味は地方により、また、お店により異なる。おいしいと評判のお店には長い行列ができる。在日4年のオーストラリア人のキャシーさんは大のラーメンファンだ。「日本にこんなにいろいろなラーメンがあり、こんなに愛されているとは知らなかった」と驚く。 ラーメンは自宅でも簡単に作ることができる。材料はスーパーやコンビニで売られている。中でも、お湯を注ぐだけで出来上がるインスタントラーメンが人気だ。今ではインスタントラーメン専門の食堂まで誕生している。東京・中野の「インスタントラーメンさくら」では全国から取り寄せた即席めん約200種類をそろえ、人気スポットになっている。 インスタントラーメンは1958年に日清食品の創業者、安藤百福さんが発明した。発明で苦労したことの一つは保存方法だった。ある日、夕食の天ぷらを揚げているのを見て、「材料を熱い湯に落とすと水分が蒸発してころもにたくさんの穴が開く。めんも同じでは?」とひらめいた。めんを揚げると天ぷらのころもと同じように穴ができる。その揚げためんにお湯を注ぐと、その穴からめん全体にゆきわたって、もとの状態に戻り、ラーメンになるというわけだ。 日本で定着した後、日清食品は「おいしさに国境はない。しかし、文化・伝統・習慣の違いを理解しなければ国境を越えられない」という安藤会長の持論のもと、インスタントラーメン国際化のため、1966年に欧米を視察した。一行は、人々が自販機の紙コップにジュースを注ぎ、飲み干すとくずかごに捨てていたこと、チキンラーメンを試食するバイヤーが紙コップにチキンラーメンを砕いて入れ、フォークで食べ始めたことを見た。 そこで、フォーク文化圏ではインスタントラーメンもフォークで食べられるようにしなければならないというヒントが浮かんだ。そこから誕生したのがご存知の「カップヌードル」だ。日清食品東京広報部は、「今では世界80カ国以上で食べられています。販売されたカップヌードルの累計食数は、日本と海外で250億食以上、容器を平らに積むと月まで2往復ほどになります」と話す。日本が誇る超ベストセラー食品だ。 日本人のラーメン人気はとどまるところを知らない。雑誌ではどのラーメン店がおいしいか、毎月のように特集が組まれる。ラーメン店日本一を決めるTVコンテストがあったり、全国各地で伝統を誇るラーメン店が一同に集まったラーメンの博物館(新横浜)があったりもする。ラーメンは日本人の国民食といっても過言ではない。 インスタントラーメンさくら 日清食品株式会社 新横浜ラーメン博物館 |
|




