| 日本をもっと知る - 風刺 | |
| 弱者を支援するテレビ局が誕生するが… ※Hiragana Times CIA(皮肉冗談局) ライブドア事件では、「ホリエモン」をヒーロー扱いしたメディア、特にテレビの果たした役割が大きかったと指摘されている。そんな状況の中、弱者の立場からの報道を理念とするユニークな報道番組専門のインターネットテレビ局「Weak People’s TV」の開局準備が進められている。Hiragana Times CIA は、清野真局長に、その設立趣旨を尋ねた。 CIA:普通のテレビ局とどう違うのですか? 局長 :コメンテーターの発言や映像の露出時間が、多くの国民の行動に大きな影響を与えます。あの選挙のときの熱狂をご覧になったでしょう。昨日までよく知らなかったホリエモンや刺客のマドンナ候補者を、多くの人が応援したのです。ホリエモンをうさんくさい人間と、あのとき発言したコメンテーターがいましたか。彼の選挙運動を普通に取り扱ったテレビ局はありましたか。日本のメディアのほとんどが同じ視点で報道しているというのは恐ろしいことです。 CIA:何をおっしゃりたいのですか。 局長:要するに候補者を公平に扱わなかったのです。もっと平等に、さまざまな人たちを登場させるべきなのです。たとえば、日本の景気がよくなってきたといいますが、マスコミに登場するのは儲かっている一握りの企業ばかりです。コメンテーターも社会的に成功し、収入もたくさんある人たちなのです。その番組を作る人も高給取りのスタッフです。いわば、勝ち組の人たちばかりです。この人たちで作られる番組は公平なものとはとてもいえません。 CIA:それで、今度設立されるテレビ局ではどうしたいのですか。 局長:世の中には虐げられた人がたくさんいます。たとえば、大手企業の利益を上げた経営者などにゲストとして登場してもらいますが、その経営者にリストラされた元社員も登場させて双方の意見を聞けば、視聴者は両者の真実を目のあたりにするでしょう。地方で働く人、零細企業で働く人たち、ホームレス、障害を持つ人たちなど社会的弱者を平等に登場させていきます。 CIA:とてもすばらしいと思いますが、問題はないのですか? 局長:実は、弱者の多くは社会の仕組みに無知で、無関心で、影響されやすい人たちなんです。しかも、それを自覚していないのです。弱者は自分が虐げられているにもかかわらず、ホリエモン的な生き方にあこがれるのです。小泉政権になり多くの企業が能力主義を採用してきましたが、能力主義の下では能力がある人に富が集まる仕組みで、大多数が平均以下になります。こっけいなことに弱者は能力主義を支持しているのです。彼らは自分を客観的に見られないのです。 CIA:運営はどのようにするのでしょうか。 局長:体制批判的な番組と取られますのでスポンサーはなかなかつきません。それで、視聴料を有料にと考えています。弱者が共鳴してくれればいいのですが、事前の調査では厳しい様子が出ています。視聴者はポルノの閲覧にお金を払っても、社会悪をあばく番組にはお金を払わないという結果が出ているのです。視聴料を払う人は、こちらの意図に反して、弱者を見て、優越感を感じたいと回答しています。やっぱり、弱者を救おうという考えは間違っているのでしょうかね。 ※Hiragana Times CIA(皮肉冗談局) |
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