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日本の工芸を蘇らせる

職人.com社長、櫻井慎也さん

2004年9月に社長の櫻井慎也さんが創設した日英バイリンガルウェブ、職人.comは日本の伝統工芸職人と高品質な日本の工芸品を愛する世界の人々を結ぶ橋渡しをしている。

「日本の職人の多くが英語を話さず、インターネットについてもよく知りません。地域以外での販促の仕方を知らないので、彼らの商品を買ってくれる人を探すのは大変です」と慎也さんは説明する。「それで、このビジネスの主な目的は、これらの伝統的な製品や現代の商品の販促や販売のお手伝いをし、伝統工芸を蘇らせることです」。

工芸品には二種類の流れがあると慎也さんは言う。「着物、竹細工、能面などの伝統的な製品と、伝統的な素材と伝統芸を用いて作った、ジーンズ、帽子、シャツ、バックなどの現代的な衣類です。これらには、新品、あるいはリサイクルの着物生地を使用したもの、あるいは、伝統的な手描きの友禅デザインを施したT シャツやジーンズがあります」。

ビジネスを立ち上げるのに、慎也さんは日本語のウェブサイトをつくり、製品の説明と写真を掲載し、広告をして顧客獲得を開始した。職人.comにますます職人が集まり、日本をベースとした顧客は増え続け、2005年9月にはバイリンガルになった。

6人のバイリンガルスタッフの手助けで、2005 年にはさまざまな職人の製品を1,200万円売り上げた。「これは、基本的に新しいビジネスとして継続できる額です」と慎也さん。「しかし、2006年は大きなステップを踏み始めました。1月だけで37%売り上げが増えたのです。今のところは日本のお客さんからがほとんどです」。

誰が買い、どんなものが売れているのか。「お客さんは日本に、質のよい日本製品に強い関心を持っている日本人、あるいは外国人バイヤーです」と慎也さん。「ミズラ・ジーンズはとても高いのですが日本でも外国でもとても人気があります。それらは日本で手作りされます。手描きの友禅Tシャツは、日本の足袋から作られた筆箱と同様にとても人気があります。大島つむぎから手作りで商品化するハンチング帽もとても人気のある商品です」。

職人.comを運営するうえで、慎也さんが経験した大きな障害は何なのか。「最初にお客さんを見つけることです。新しい顧客には感謝していますが。リピート客は職人.comが順調に伸びることを意味します。次のハードルはしっかりと海外のお客作りをすることです。私たちの一番の問題はスペースでした。スタッフが増えたので、部屋がせまくなり、2006年2月には新しい大きな事務所に引っ越しました」と慎也さん。

ビジネスのピークは2005 年のクリスマスだった。そのときは、職人みんなが集まり、初めての忘年会を開いた。彼らが何をしているのかを気づいたことに大きな意味があった。「職人はみんな伝統の技で生活しています。若い新人もそうです。最低だったのは間違いなく2005年の4月で、売り上げが90%下がりました。登録していた重要な職人が仕事を辞めてしまったんです。会社にはすごい影響がありました。でも、今はさまざまな職人を支援していますので、前ほど試練にあわずにすみます」。

職人.com:
www.shokuninn.com

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