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| 進化を続ける日本のインターネット・カフェ 今、日本のインターネット・カフェは急速な変貌をとげている。今や、ウェブサイトを見たり、e-mailをチェックしたりするだけの場所ではない。使い方自由のエンターテイメント空間といったおもむきだ。たとえば、2004年にオープンした「Media Cafe POPEYE」(東京・新宿)の場合、さまざまな最新の設備を備えている。 店内には、コンピューターが使える個室が200室あり、プライバシーを保ちながらキーボードを操作できる。各部屋は宇宙船のコクピットのようだが、リクライニングの豪華な椅子なのでくつろぐこともできる。マッサージ付きの席、また、靴を脱いであがり、寝ることもできるフラットシートの部屋、さらに、カップルのためのペアシートもある。気分を変えて、パブリックスペースでもコンピューターの利用はできる。 超高速100 Mbpsでのインターネットはもちろん、Play station 2のゲームも充実している。また、DVD、MOなどの貸し出しも可能だ。普通のインターネット・カフェであればこれで十分だが「Media Cafe POPEYE」には、話題の新作から懐かしの名作まで14万冊以上の漫画の他、最新の雑誌も揃っている。 外国人には、なぜインターネット・カフェに漫画があるのか理解に苦しむかもしれないが、日本では多くのインターネット・カフェは「漫画喫茶」から進化したもので、漫画があるのは当然なのである。 年中無休24時間営業の「Media Cafe POPEYE」には、ビリヤード、ダーツ、日焼けサロンもある。また、無料のシャワー室、ドライヤーも備えられているので宿泊も可能だ。しかもソフトドリンクは無料で飲み放題だ。ビールや食べ物も買える。このように、インターネット・カフェは、インターネットを使用するためだけのスペースではなく、娯楽、休息のスペースともなっている。天井が高くゆったりしているのが特徴だ。 「Media Cafe POPEYE」の三宅啓介店長は「ネット以外で利用する人が50%位います。外国人はメールチェックのためによく利用します」と説明する。全体では休憩で利用するサラリーマンが一番多いという。「最近は女性客が4割ほどに増えました。ここにはひざ掛けや女性誌、女性が好きな食べ物を用意してあります。残業などで泊まる人もたくさんいますが、出張で一週間利用した人もいます。女性で泊まる人もいます。シャワーや洗顔道具が揃っているからでしょう」と三宅さん。 料金はどうなのか。個室の利用は最初の30分が290円(土日は350円)、以後10分ごとに70円(土日は80円)。平日のみの3時間パックは1,000円。5時間のナイトパックは1,200円(金、土、祭日前は2,300円)とかなり安い。これなら、ちょっと休憩したり、遅くなったら泊まりたくなるだろう。 インターネット・カフェは、東京・新宿地区だけでも50件ほどある。激しい競争が新たなサービスを生み出す要因となっている。これからも形態を変えながら、さらなる進化を続けていくに違いない。
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