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| ギャラクシーが近づいてくる――Xbox対プレイステーションの対決 マイクロソフト レイナー・メイジャーさん この夏、数百万の日本人の若者が、最近リリースされた映画「スター・ウォーズ」を見に行くだろう。宇宙で繰り広げられる善人勢力対悪人勢力の戦いを見たいに違いない。一方、われわれの惑星地球では、テレビゲーム市場の未来をかけて、スター・ウォーズの愛好家を巻き込んだソニーとマイクロソフトの間で本物の戦いが行われている。 マイクロソフトのXbox 360がクリスマスの時期に、続いて、ソニーのプレイステーション3が来年発売される予定で、ゲームの世界を支配する戦いはかつてないほど熾烈だ。その報酬はルーク・スカイウォーカーもダース・べーダーも想像しなかったほど高い。 スター・ウォーズを例にとることは的を射ている。コンピューター業界のある人たちにとっては、マイクロソフト自体が世界中をコンピューターの奴隷にした悪の帝国以外の何者でもない。しかし、XBoxの場合には、丁度その反対だ。ソニーはコンソール型ゲームの世界を支配している。それに対して、マイクロソフトは、今にもライト・セーバーを振り回そうとしている敗北者だ。 最近、ひらがなタイムズは、マイクロソフト・ジャパン東京本社のレイナー・メイジャーさんに、発売を控えたXboxについて、取材した。メイジャーさんはXbox・ソフトのプラットホーム開発の一員だ。ルーク・スカイウォーカーやオビ=ワン・ケノービのように、彼らは、ゲームの世界で数十億ドルを稼ごうとしているソニーの戦略にとってやっかいな存在だ。 「ソニーはコンソール型で生き残っています」とメイジャーさん。これまでソニーはマイクロソフトについて心配することはなかった。3年前、第一世代のXboxが日本に登場したときには、日本のゲーム社会に鳴り物入りで上陸したが、基本的にはマイクロソフトの低価格版で、日本人の手には大きすぎるコントローラーがついていた。DVDを聴くときには耳障りな音がした。そればかりか、手に入るソフトは限られていて、日本の消費者には魅力がなかった。 もともとXboxのほとんどのソフトは、たくさんのアクションがある早撃ちゲームを好むアメリカのゲーム・プレイヤーのために開発されたとメイジャーさんは言う。しかし、日本のプレイヤーはファイナル・ファンタジーやドラゴン・クエストのようなロールプレイゲームを好む。その結果、Xboxはソニーや任天堂からマーケット・シェアを拡大できずにいた。 しかし、今回マイクロソフトは新たな姿勢で臨んだ。「ただ成功を望んでいるのではなく、そうなるように計画しているのです」とメイジャーさん。メイジャーさんは、Xbox 360は、前機種とは異なり、正面きって日本市場に照準を合わせた。新しいデザインはその一つで、スリムでセクシーだ。日本の狭い生活スペースを考慮したもので、横に置くことも立てることもでき、スペースを取らない。 最近、マイクロソフトは日本のプレイヤーの使用行動を見極めるためにコントローラーデザイナーを日本へ派遣した。彼らは、いくつかのゲームではプレイヤーはいつでも4本の指を使うことを知った。そのため、マイクロソフトは4つのボタンのあるスリムなコントローラーをデザインした。現在のXboxにはボタンが2つしかない。ソフトウエアに関しては、360のための新しいゲームを開発してもらうために、坂口博信氏のような有名な日本人ゲーム開発者をリクルートしている。「膨大なコンテンツ計画があります」とメイジャーさん。 360の開発にあたり一番大きな変化は、マイクロソフトが日本で200万本以下しか売れなかった第一世代のXboxを日本市場では失敗だったと認めたことだ、とメイジャーさんは言う。今度は間違いなくやろうとしている。「すべての開発過程を通して、日本をずっと意識してきた」と強調する。 しかし、将来は日本だけが戦場とはならないだろう。すでにファンタムと呼ばれる新製品でゲーム戦争に韓国のメーカーが参入するとの噂もある。ソニーやマイクロソフトにとっても間違いなく脅威となるだろう。 |
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