日本をより理解するための傑作記事(ひらがなタイムズ誌面より)
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私の行きつけのすし屋

文:キム・ヨンハ(韓国)

私は留学生ですが、時々、日本人と食事をすることがあります。初めての相手に、「私の行きつけのすし屋で一杯やりませんか」と誘うと、相手は目を丸くして驚きます。そして、私のことをとても金持ちだと思います。

私が回転ずしに連れていくと、「何だ、回転ずしか」と馬鹿にしたような、ほっとしたような声をあげます。それが面白くて、私はわざと「私の行きつけのすし屋へ行きましょう」と言うことにしているのです。そう言うと、日本人は私がシェフと顔馴染みになるほど高級すし屋に通えるお金持ちと思います。みなさんも、試してみたらどうですか。

私は決して、嘘は言っていません。回転ずしにはしょっちゅう行っていますから。うまくて、とにかく安いのです。一皿に二個のすしがあり、どれでも100円。5皿も食べればお腹がいっぱいになってしまいます。一食500円でいろいろなおいしいものが食べられるのです。日本人が大好きなラーメンでも700円ぐらいしますので、信じられないほどの安さです。日本では最も安くつく食べものなので、「私の行きつけのすし屋」となったわけです。

でも、欠点があります。夕食時は混んでいて、30分ほど待たされることです。お客は、食べ終わると、待っているお客に席を譲ります。お客は次から次にやってきます。回転ずしは、すしの乗ったお皿が店内を回転することから名付けられたと聞きましたが、私はお客が次々と回転することから名付けられたのではないかと思うようになりました。

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