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| コスプレは現実逃避? 日曜午後の東京の原宿は毎週ハロウィーン・パーティのようです。自動車事故の被害者や、邪悪な看護婦、奇抜な生き物たちがアマチュアカメラマンの前でポーズをとったり、彼らの薄黒いメイクアップや、凝った衣装で観光客を混乱させたり、街は活気づいています。でも、これはハロウィーン・パーティではありません。日本の若者(あまり若くない人たちも含めた)のサブカルチャーの一つで、東京だけでなく、世界からやってくるたくさんの外国人(日本人)観光客を驚かしているだけなのです。 自分の好きな主人公になる 実際、コスプレは単に東京での大きなトレンドと言うにとどまらず、巨大な愛好家が作り出した一つの現実逃避現象に見えます。ほとんどのコスプレ愛好家は、主人公の衣装を着るだけでなく、考え方も、言葉も、動作も主人公になりきらなければならないと思っています。集団に入ることが強く求められている社会で、コスプレは社会の常識に反抗する一つの手段とも受取れます コスプレのジャンルは一般的にサイエンス・フィクション、現代、空想の三つに分かれます。サイエンス・フィクションには宇宙船のパイロット、異星の生き物、ロボットなどがいます。現代のジャンルでは、コスプレ愛好家はお気に入りのポップスターやアイドルの衣装を着ます。ロマンチック・コメディやドラマの衣装は、ある人たちには街の通常の衣装となっているようですが、年期の入ったコスプレファンは誰がどんなキャラクターになっているのか、すぐに見分けることができるそうです。これらのキャラクターには、ラブひな、あずまんが大王、ゲットバッカーズ、ノエル、頭文字Dなどがあります。東京でもっとも人気のあるジャンルは空想で、美しいプリンセス・セーラームーンのように、華やか、あるいは、さまざまな悪魔のように暗い世界のコスプレに違いありません。このジャンルには人気のテレビゲームのファイナルファンタジー、ナルト、最遊記、ふしぎ遊戯、スレイヤーズ、ペットショップオブホラーズなどがあります。 コスチューム作りは、演じるのと同じくらい楽しい コスプレ愛好家は特定の主人公が本当に大好きで、衣装を身につけるまでに、時間をかけ、努力もし、お金もかけているということです。単純な衣装は簡単につくれますが、複雑なものは、完成するまでに何週間、何ヶ月とかかります。たとえば、凝った衣装では、入り組んだ裁縫、手づくりの羽根、よろいには手製のシートメタル、優雅な衣装の複雑なパターン、ビーズの宝石、特別に染色した生地、レザーベルト、手袋、プリーツのスカート、無数の支柱、衣装を飾る模造の武器などをつけます。コスプレでは細かいところまで取り入れられます。 コスプレ愛好家はコミックブックイベントやアニメエクスポなどでの集まりや大会では、三着ほどの衣装を持っていきます。これらのイベント会場では、カメラマンはどこにでもいて、コスプレ愛好家は注目されることに喜びを感じます。本誌のような雑誌やインターネットに掲載されたり、テレビにインタビューされたりすることになります。コスプレ愛好家は、常にコスプレの衣装やかつらをつけ、メークアップをしてポーズの練習をしますが、スポットライトのあたるこの空想の世界すべてを楽しんでいます。 コスプレはかなり前から東京で、はやっていて、定着しそうです。時には街の変わり者としてあざ笑われたりしますが、コスプレはさげすまれるようなものではありません。これを、若者のストレスを発散させる楽しみとみれば、趣味を通じて若い男女が、ストリートだけでなく世界中でも注目されることに全く害がありません。 コスプレに興味を持っている人には、世界中から集まる熱心なコスプレ愛好家のためのライオネル・ラムズ・コスプレ大会のレポートをチェックしてみてはいかが。www.usagichan.com また、最新の東京でのコミックでのイベントはwww.comiket.co.jp
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