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おさいせんは神様への賄賂!?

※Hiragana Times CIA(皮肉冗談局)

日本人は新年になると、今も昔も相変わらず神社やお寺へ初詣に行き、神様にお願い事をする。神様は本当に願い事をかなえてくれるのだろうか。Hiragana Times CIAはトップシークレットの超ハイテク・コミュニケーション機器を使用して、ある神社の神様にコンタクトを取ることに成功した。


CIA:時間をさいていただきありがとうございます。今年の景気はいかがですか?

神様:昨年も、日本は不況から抜け出せなかったので、今年に期待するお客さんが多く、とても忙しいですよ。

CIA:結構なことじゃないですか。今年の参拝者の傾向はどうですか?

神様:神に対する礼儀を知らない人が多くなりました。今年は千円以上のおさいせんを出す人はまれです。ほとんど500円以下です。それなのに、お願い事は遠慮なくしてくるんです。中には「ヨン様のようなハンサムで、お金持ちで、性格のいい人を見つけてください」と、100円でお願いした女性もいました。

CIA:多くの日本人の生活がおさいせんさえもたくさん出せないほど厳しくなってきたのではないですか? 正直、ご利益はあるんですか。

神様:あなたも、正月だけでも何十万という人がお参りに来ることをご存知でしょう。でも、私たち神が願い事をかなえられる人数は限られているんです。残念ながら、みなさんの願い事をかなえることはできません。

CIA:聞きにくいことなんですが、「地獄の沙汰も金次第」という言葉があるように「願い事もおさいせん次第」ということですか?

神様:そんなことはありません。おさいせんの額はあくまで、参拝者の気持ちのあらわれです。願い事をかなえたければ、多額のおさいせんを出したくなるのは人情ではないでしょうか。

CIA:それじゃ、願いがかなう人をどのように選んでいるのですか?

神様:それは、企業秘密です。ただ、言えることは、この世の中には願い事がかなう幸運な人もいれば、何をしてもうまくいかない不幸な人もいるということです。

CIA:大部分の人が損をして、幸運な人だけが幸せになれる。これって、ギャンブルや宝くじの胴元と同じ立場ですよね。最初から損する人がでることが分かっているのに、この仕事をしているんですね。罪の意識はありませんか?

神様:まったくありませんね。彼らは自分の願いをかなえてもらうために私たち神に貢物をしているんです。同じことを人間にすれば賄賂になり、逮捕されますよ。私たちは、おさいせんを寄付と思ってもらっているんです。

CIA:神様の役割は人間社会で救われない不幸な人を助けるのが仕事だと思います。実際、寄付をもらっても何もしていない。これについての意見は?

神様:私たちを参拝すれば願いをかなえてあげる、と言ったことはありません。人間が勝手に私たちの神社をつくり、私たちを崇拝しているんです。実際、私たち神は何もできないんです。神を作ったのは人間なんですよ。あなた方人間は自分の力で幸せになれるし、不幸な人を救えるパワーをもっているのに、皮肉にも私たち無力な神に頼ろうとする。私たちには人間の思考が理解できません。

※Hiragana Times CIA(皮肉冗談局)

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