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| 人間が行き着く先 Hiragana Times CIAは進化論で有名なチャールズ・ダーウィンの子孫の、リチャード・ダーウィン博 士にインタビューをした。博士は現在、センセーショナルな「種の未来」を執筆中で、まもなく出版される。 ※Hiragana Times CIA(皮肉冗談局)
CIA:「種の未来」とはどんな内容なのでしょうか? 博士:1859年に先祖のチャールズは 「種の起源」を発表しましたが、人間の祖先は猿という説はもはや定着しました。地球上に登場した生物は膨大な時間の 中で、進化を繰り返し、現代に至ったのです。この過程で多くの生物が自然淘汰されました。これからも淘汰は繰り返さ れていきます。「種の未来」は人間が、今後どのように変わっていくのかを、現代のデータに基づいて予測を立てた理論 です。 CIA:面白そうですね。人間はどのように変わって いくのですか? 博士:まだ、この時点では詳しい事は言えませんが、最近の政治 家のしていることを検証すれば、だいたいのことは予測できるはずです。人類が地球上に初めて登場して以来、戦いは繰 り返され、いまだに戦争は絶えません。人間には他の動物と同じように、暴力や争いに導く遺伝子を継承していることは 明らかです。それは、集団生活の発達の過程で進化した理性の遺伝子を超える強いものなんです。 生物が生存するには何かを食べなければなりません。草食動物はエサを得るために移動し、肉食動物は自 分より弱い生物を食料にして生きているのです。現在生き残っている、鳥や昆虫、魚、猛獣などは、生存するために、厳 しい環境に適合できるように特殊能力を身につけてきた生物です。 人間 は知能という特技を身につけて、生物の頂点に立つことができたのです。しかし、その本質は猿山の権力争いと同じです 。世界の指導者は相も変わらず、より強力な武器を開発し続け、縄張り争いをしています。ボス猿には、その強い遺伝子 をもらうためにメス猿が寄って行き、ナンバーワンになれないオス猿は、ボスにおべっかを使い、そのおこぼれに預かろ うとします。どの猿も自分が有利となる仕組を作ろうとします。 CIA:博士は、人間社会でも弱肉強食の世界が今も続いていると言うのですね。 博士:残念ながら。チャールズ・ダーウィンと同じ時期に進化論を説いたアルフレッド・ウォレスという学者が いましたが、チャールズはその栄光を一人占めにしてしまったのです。私にもそのずるいDNAが引継がれています。私のよ うに他人をおとしめる能力に長けた遺伝子を持った人間だけが生き残ってきたのです。世界の指導者をみれば、私の理論 がよりおわかりいただけるでしょう。 平等な世界 を提唱した共産主義国家の指導者がいい例です。政権を取った指導者はどうなりましたか? 封建時代の君主と同じにな りましたね。スターリン、ポルポト、その他独裁者はみな同じ道を歩みました。結局、人を欺くことに長けた者が世界を 支配したことになります。悲しい事に、その遺伝子は次の世代に引継がれていくのです。歴史が進めば進むほど、そのず るい遺伝子は発達していくのです――インフルエンザのように。 ※Hiragana Times CIA(皮肉冗談局) |

