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人種差別の日本のジャーナリズムに怒る外国人

文:ザック・クレイバン(イギリス)

今日、毎日新聞オンラインの見出しを読んだら、「万引き外国人、逃走中に電車にはねられる」と書いてあった。なぜ外国人と書く必要があったのだろうか。

記事のポイントは万引き犯が電車に引かれたという、まれな自業自得の話だが、彼が外国人であることはまったく関係ない。日本での犯罪の多くは外国人により起こされているとの思いが日本人にはある。新聞が外国人だと書くことにより、日本人が外国人に抱いているステレオタイプを助長する。このような人種差別的な書き方に私は嫌気がさしている。

30年か、それよりもう少し前にはイギリスでも新聞がこのようなスタイルで書くことがあった。しかし、最近は新聞がそれらを人種差別であるとの見方をするようになった。書く必要がなければ、肌の色や国籍を明示しない。上記の見出しはイギリスの新聞では「万引き犯、逃走中に電車にはねられる」となろう。もちろん、凶暴な犯罪者が小さな地域でうろついている状況の場合、皮膚の色や容姿をいう必要があるだろう。日本の新聞もこのような考えを取り入れて欲しい。

こうしているのは、もちろん新聞だけではない。普通の人が「フランスから来た友達のアダムが…」とか、「電車で黒人を見かけた…」などというのも、潜在的なステレオタイプだ。国籍とか人種とかに関っていないで、話のポイントをはずさないようにしましょう。

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