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| 顧客を検索エンジンの上位に表示させる会社 アウンコンサルティング株式会社 最近は、TV番組やCMでも「詳しくはこちら」とキーワード入りの検索バーが表示されることが多い。今やインターネットで情報を検索することが当たり前の時代になった。それに伴い、グーグルやヤフーなどで上位にランクされることが企業にとって重大な関心事になった。売り上げが大きく左右されるからだ。 そのランキングを上位に引き上げる、いわゆる「SEO(検索エンジン最適化)会社」が増えている。その中でも注目されているのがアウンコンサルティング株式会社。1998年、代表の信太明さんが、アパートの一室で、社員1人、パソコン1台で始めた。2005年11月には東京証券取引所マザーズに上場し、2007年にはアジア太平洋地域の急成長企業500社に選ばれた。 「ウェブサイトを立ち上げたのはいいけれど、誰も見てくれない」という声をきっかけに始めたのがこのサービス。SEOはユーザーが検索エンジンにキーワードを打ち込むと、顧客のサイトを上位に表示されるようにするものだ。ユーザーが入力するであろうキーワードをいかにサイトに組み込むかが重要な要素となる。 検索キーワード(1〜20個の場合もある)は企業と相談して決める。例えばクライアントが「まんが」でヒットさせたいと言ったとする。しかし小学生でなければ「漫画」「マンガ」で検索をかける人が多い。このようにターゲットが誰なのか、それによってキーワードを提案する。また、クライアントのサイトを見て、改善の提案もする。 アウンコンサルティングは検索連動型広告・コンテンツ連動型広告(P4P)の販売もしている。P4Pとは、検索キーワードに連動、コンテンツに連動して表示されるテキスト広告のことで、見やすい位置に表示される。このP4PとSEOを組み合わせたSEM事業(サーチエンジンマーケティング)コンサルティングを行っているのはこの会社だけだ。 アウンコンサルティングのサービスは決して安くはない。しかも契約すれば必ず上位にくるという保証もしていない。しかし、アウンコンサルティングは長い間SEOには欠かせないアルゴリズム(検索順位決定のルール)の研究をしてきた。そのノウハウが顧客の信頼となっている。実際、この3年間に1,000倍の成長を遂げている。そして多くのプロジェクトで成果をあげてきた。 CBM(クロスボーダーマーケティング)グループ、グループリーダーの戌亥久美子さんは嬉しいエピソードを語る。「あるお客様から『戌亥さんの言葉を信じてお願いして本当によかった。(職場での)私の評価も上がりました』という言葉をいただいたことがあります」。その会社は、その後SEOや検索エンジンへの取り組みを重要視するようになったという。 大手の会社では既に国内での対策は万全だが、英語や中国語圏のサイトではまだまだというところが多い。そんなグローバル展開を試みる会社からの注文がここ数年増えている。また、外資系企業からの問い合わせも増えてきているという。それに伴い、アウンコンサルティングでは外国人の採用活動を行っている。今後はさらにグローバルに展開していくという。 「外国語のサイト担当となると、やはりお客様も英語(または中国語)で打ち合わせをしたいという要望があります。日本人スタッフでも対応できますが、やはり深いコミュニケーションをとりたいとなるとネイティブの力が必要になってきますね」と戌亥さん。 検索エンジンマーケティングサービスを始めて約10年。日々変わり複雑になっていくアルゴリズムの勉強を常に怠らない。週一回会社で勉強会を開き情報を共有している。今後、携帯電話事業にも広げたいという。現在、社員は100名ほど。社内フリーマーケットを開き、売上を財団法人日本盲導犬協会へ寄付するなど、社会貢献にも力を入れている。
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