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運命が二人を結びつける

ジョンさん&春美さん

1960年代の初め、一人のニュージーランドの若者がノルウェーの絶景に感嘆していた。しかし、約40年後、それが自分の将来の息子と日本人女性との結婚のお膳立てとなるとは、若者は知るよしもなかった。

1989年に早送りで戻ると、彼の一番下の息子のジョンさんが、ペンフレンドを求めるノルウェーの少女、マグニさんへの広告に返事を出していた。父親のノルウェー体験に感化されたジョンさんのノルウェーに対する情熱が、二人を親しい友達へと導いた。そして1995年、マグニさんはジョンさんに、春美さんという日本人女性を紹介した。二人はすぐにペンフレンドとして純粋なプラトニックな関係を築きあげた。しかし、ジョンさんが1997年と1998年に英国で働いていたとき、彼らはロマンティックな関係になり始めた――彼らは会ったことさえなかったのだが。

1998年、ジョンさんの父親が、そして1999年に母親が亡くなると、彼は会社を辞め故郷のオークランドに戻った。その後、すぐに仕事に戻る気にはなれなかったジョンさんは、4ヶ月間のアジアバックパック旅行へ出かけた。1999年7月、東京へやってきたとき、ジョンさんと春美さんはついに初めての出会いを果たした。

二人は強烈に引きつけられ、2週間後には春美さんの両親に二人の新たな交際を伝えた。ジョンさんはニュージーランドへ戻ったが、二人はしばらくお互いの国を行ったり来たりした。2001年には春美さんはニュージーランドに6ヶ月間滞在した。ジョンさんは2002年3月に日本へ移り住み、二人は次の年に結婚した。

「春美の両親は私を受け入れることでいろいろと悩みました。娘が日本を離れるのではないだろうか、私が彼女を養っていくことができるだろうかなどと心配もしたと思います」と、ジョンさんは回想する。しかし、二人が2004年オークランドで結婚式をあげると全てが変わり、今では春美さんの両親とよい関係ができ、ジョンさんは喜んでいる。

春美さんは、一緒に生活を始める大変さは、自分が外国人のパートナーにより多くの責任を持たねばならないことと、自分の両親からのプレッシャーに対応することだったという。ジョンさんは、このような難題を克服するにはてこでも動かない決意と行動が重要だという。「それに、他には方法がないと自分に言い聞かせることで、最初のプランを成功させる強い意志が生まれます」。

国際結婚のよい点は、「毎日が先生と生徒になれることです」とジョンさんは言う。「私たちは、お互いの国、文化、言葉について学んだり、教えたりしています。これは信じられないくらい刺激的です。同じ国同士の結婚ではお互いの性格を知るだけですが、国際結婚では相手の新しい文化を丸ごと学ばなければなりません。これは毎日が「ディスカバリー・チャンネル」のようです。もう一度学校に戻ったのと同じことです」。

「二つの文化、二つの国、二つの言葉を持っているので柔軟性が二倍あります」と、現在ライターとして働くジョンさん。「二つの国に家があるばかりでなく、これから生まれてくる子供たちの教育や、休暇や、投資や避けられない定年に対してもチャンスが二倍あるのです。すばらしいことです」。

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