| 国際結婚情報 | |
| イギリスで始まり、アメリカを経由し、日本にたどりついた恋 ジュリア&正樹 学生時代の恋はめったに続かないといわれている。しかし、この二人のロマンスは、大学で始まり、3大陸をまたぎ18年の歳月を経て、いま日本にたどりついた。話はジュリアさんが18歳の1989年に戻る。彼女はイギリス・リーズ市の学生寮に引っ越した。そのニュースを一人の男子学生が耳にした。日本人学生の正樹さんだ。彼はエレキギターを弾くストリート・ミュージシャンで、彼女より一年早く同じ寮に住んでいた。 正樹が様子を見に来たとき、ジュリアさんは一瞬にして彼がとんでもなくすばらしい人だと思った。しかも、うれしいことに、彼は料理もする。まさに一目ぼれだった。正樹さんは彼女と彼女のルームメイトを車で町を案内した後、自分の部屋に招いた。そして、最高においしいポークとブロッコリーのオイスターソース煮を作った。このときジュリアさんは自分が恋に落ちたと知った。 二人はもともと1996年に日本へ移るつもりだったが、その実現までに10年もかかるとはそのときの彼らには思いもよらなかった。正樹さんは1993年にハリウッド(ロスアンゼルス)にある音楽学校で勉強するためアメリカへ移った。そこで教師の仕事を見つけ、生徒に自分で詩を書き、録音し、パッケージすることを教えるプログラムを始めた。 2年後ジュリアさんもロスへ移る決心をした。彼女はそこでさまざまな音楽学校で音楽を教えたり、個人的に音楽を教えるビジネスを立ち上げたり、幼児に音楽を教えるプログラムを開発したりした。その努力の結果、二人は家を買い、結婚し、そこに落ちついた。計画通り日本へ移ることはなかった。 しかし、その頃から惰性的になり始めていた。「ロスに住んで、美しくびっくりするほど広大な国を旅行してみると、アメリカには自分たちが生活で求めるものがないんです。引っ越すときがきたのです」と、ジュリアさん。そこで、2006年二人は荷物をまとめ、アメリカを去った。次の目的地は 二人の問題は会話だった。ジュリアさんは「日本人と同様に、イギリス人も単刀直入には言いません。あいまいに言うか、さもなければ全く触れません。相手がわかってくれるものと期待してお互いに誤解することが時々あります。同じルールが必ずしも通用しない異文化の国の出身ということを忘れてしまうのです」と言う。 チャレンジとは反対に、おかしなこともたくさんあった。その中でもっとも面白かったのは、ラスベガスでエルビスそっくりさんの前で新たに結婚の誓いをしたときだという。「ハートブレイクホテルの曲にあわせて正樹がそっくりさんと腕を組んで教会の通路を歩いてくるのを見たら、まったく別世界にいるようでした」と、ジュリアさんは笑った。 現在、正樹さんはギター関係の会社で働いている。正樹さんとジュリアさんは“Natural Groove Inn”という名のアコースティック・ファンク・バンドを他の3名と結成し、主に東京近辺でオリジナル曲を演奏している。ジュリアさんは日本語も学んでいる。「長い年月の末、今こうして二人でバンドで演奏できるなんてすばらしいことです」と、ジュリアさんは言う。 |
|




