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40歳を過ぎてからハワイでの国際結婚

ジョン・キッチンさんと泰子さん

年間150万人以上が訪れるハワイは、多くの日本人がいつかは住みたいと憧れる島だ。泰子さんは、アメリカ人のジョン・キッチンさんと結婚し、そこで幸せな結婚生活を送っている。しかし、ここまでの道のりは平坦ではなかった。泰子さんは20代で離婚、その後30代では再婚の機会に恵まれず、気がつけば40歳を過ぎ、コンピューター・ソフトウェア関係の会社で多忙な毎日を送っていた。4年前のことである。

お見合いをしても何かピンと来るものがなく、また日本の結婚相談所のコンピューターによるマッチングにも納得できないものがあった。そんな折、アメリカ人男性と日本人女性の結婚情報サービスの会社に出会い、「これだ!」と思った。ロンドンに短期留学、ニュージーランドに一年滞在したことがあった泰子さんは、欧米では年齢に関係なく恋愛や結婚のチャンスがあると確信したからだ。

そして確信したとおり、現在の夫ジョンさんとの出会いが待っていた。ジョンさんも同じく離婚組で、再婚を望んでいた。アメリカ人によくみられる物質主義に嫌気がさし、上品、家族に献身的、エキゾチック……そんなイメージを日本女性に対して抱いていたのだ。二人はEメール交換からスタートし、頻繁に連絡を取り合うようになった。

「数ヵ月後に長期休暇を利用して私が彼の住むハワイへ行きました。ずっとメッセージを交換していたお陰で、お互いまるで昔からの友人に再会したような感じでした」と泰子さん。「初めて会った日からごく自然に話も弾み、3週間ほどの滞在を終えて日本へ帰る時にはお互い離れるのが辛かったぐらいです」。

しかし、泰子さんには一つ気がかりなことがあった。ジョンに11歳の娘、キャサリンがいることだ。彼女自身子供を持ったことがなく、上手くやっていけるか不安だったのだ。それも、一緒に過ごす時間が長くなるにつれ、仲良くなり不安は消えていった。2003年、泰子さんは会社を退職しハワイへ渡り、ビーチでごく簡単な結婚式を挙げた。

「結婚当初は、ちょっとした生活習慣の違いや言葉の行き違いから喧嘩に発展してしまうことがよくありました。そんな喧嘩をしてしまい落ち込んでいた時、キャサリンが私の所へ来て『お父さんのこと、ごめんね』って言うんです。嬉しくて思わず抱きしめていました」と、泰子さんは回想する。

キッチン夫妻は、現在、ハワイ島で国際結婚紹介所「アロハ・パートナーズ」を開設している。「その方の人生を変えるかもしれない問題なので、大変な責任を感じますが、やりがいがありますね。私の体験談で、元気になり勇気が出たと言ってくださったり、一緒に話し合うことで前に進む決心をしてくださったり、その前向きな気持ちがまた私に跳ね返ってきて、私自身をまた元気にしてくれるんです」と、泰子さんに笑みがこぼれる。

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