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東京にノスタルジアをもたらすカントリー・カップル

カントリー・ミュージックはアメリカ南部生まれで、ハンク・ウィリアムズ、ビンス・ジル、ガース・ブルックス、シャナイア・トウエインなどの有名なカントリー・シンガーのお陰で、世界に広がった。チャーリー・シューツさんは、妻の百繕さんと共に東京でこのジャンルに最も熱い情熱を注いでいる一人で、カントリーを広めようと一生懸命となっている。

チャーリーさんは、アメリカのアーカンソー州の出身で、日本に第一歩を記したのは1955年。熱狂的なカントリー・ミュージック・ファンで、東京にそのスタイルを持ち込みたいと大志を抱いたチャーリーさんは、2002年、東京の国分寺市にカントリー・コーヒーショップ「チャーリー」をオープンした。ピカン・パイを含む、おいしそうな作りたてのホームメイド・アメリカンフード・メニューと共に、様々なライブ・カントリー・ミュージックを楽しませてくれる。

二人が最初に出会ったのは1999年、百繕さんのディナー・ショーだった。その頃、百繕さんはプロのジャズ・シンガーで、日本中で公演していた。「彼女は新宿のホテルでディナー・ショーをしていましたが、共通の友人が二人を紹介したのです」と、チャーリーさんは思い浮かべる。彼女は自己紹介し、その日の夕方、二人はカントリーライブハウスで語り合った。数日後には二人は恋仲となり、2000年に結婚した。

才能に恵まれた二人は、ホテル、結婚披露宴会場のディナー・ショー、お祭りなどのイベントで公演した。彼らのライブハウスでは、カウボーイ・ハットをかぶり、お客が聴きたいといえば歌う。チャーリーさんは、手作りのミートポットパイと共に、有名な石塚英彦さんがホストする日本テレビの番組「メレンゲの気持ち」にも出演した。

ほとんどの国際カップルが同じような重大な問題に直面するが、このカップルは普通の国際カップルとは違う。「日本人とアメリカ人の違いよりも、男と女の違いを感じます」とチャーリーさん。日本に42年間住み、日本の複雑さに慣れているチャーリーさんは、二人とも文化の違いが大きいとは思っていないと言う。

二人の関係でよいことについて、百善さんは、チャーリーさんの歴史、文化、音楽、友人、食べ物に触れられることだと語る。「アメリカ人と住むということは、違った世界に住むことでもあります。夢の中、ドラマの中に住んでいるようです」。百繕さんは、問題が起こると、将来の目標を描くことにしているという。「だから、問題が起きても、小さなことを大きくしません。二人の意見が違っても、二人の夢を実現することを優先します」。

チャーリーさんは、国際カップルに対する人々の接し方が大きく変わったことに気づいている。「一般的に、国際結婚を日本人は認めるようになってきました。数年前までは、日本人の女性と街を歩いていると、日本人は私を見ると連れの女性をにらみました。もう、そのようなことはありません。今では、若い女性が私を見ると、時々私の写真を取ることさえありますよ――特にカウボーイ・ハットをかぶっているときは」と、笑う。

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