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両親が二人に最初に会ったのは結婚式の当日だった!

アメリカの大学寮で未来の花嫁に出会うことになるクリスの物語は、1994年に大学院の交換留学生として日本に初めてやってきたときから始まった。

「それは大学院に間に合うように、日本からアメリカに戻ってきたばかりの時でした」とクリスさんは説明する。「近くにいる誰かと日本語の勉強を続けたいと思いました。もちろん、他の男と日本語を練習しようと本当に思う男なんていませんよね? それで、MIT(マサチューセッツ工科大学)の名簿を見て、同じ寮に住む日本人女性を探したんです。愛子が見つかり、電話をしました。私がいるこの寮に魅力的な日本人女性が住んでいると聞いたという話を作り上げ、日本や学校のことについて、会って話をしてくれないかなどと話しかけました。幸運なことに、彼女もまた外国生活のフラストレーションについて話し合える友達を探していたんです」。

しかし、それはスムーズな航海というわけにはいかなかった。「二人はもっと会うようになったんです」とクリスさんは思い出す。「私はすでに、卒業したら日本へ戻りIBMで働く準備をしていましたが、愛子の方はアメリカに残って働きたいと思っていました。それで、たぶんすぐには彼女に会えないだろうと思いました」。しかし、何ヶ月もたたないうちに、愛子さんは日本に戻るとクリスさんに知らせた。「やり直すのに長い時間はかからなかったです。一年後の1999 年の3月に、私たちは結婚を決めました」とクリスさん。

あらゆる文化の慣習を取り除き、双方の両親は子供たちが愛の誓いを交わす結婚式の当日に初めて会った。「僕らはシンプルな式を望んでいました。それで、親しい友人と家族だけに出席してもらい、ハワイで結婚しました」とクリスさん。「それでも、愛子のお父さんが、初めての海外旅行で来てくれたことにはすごく嬉しかったですね。双方の家族が会うのも初めてでした」

彼らの反応は?「数の上で多かった私の大家族に愛子の家族が圧倒されると思いました」とクリスさん。「でも、明らかに言葉の障害があるにもかかわらず、みんながとても楽しんでいたようでした。私の家族は、たくさんの食べ物やダンスがあると、いかれてしまいますが、それが幸いしたと思います」と笑いながら言う。愛子さんはこう言う。「それ以来、クリスの家族が私のことを気に入ってくれたようで、本当にラッキーでした。とてもすばらしい人たちで、初めて会った見知らぬ私を抱きしめてくれたんです」。

7年間あまり日本に住んだクリスさんには、外国人のために新しい国で困難に打ち勝つアドバイスがある。「日本での生活経験のある人に早く出会うべきです」と言う。「彼らは貴重な情報源になってくれます。彼らに出会うことはそれほど難しいことではありません。インターネットやタウン誌で興味を抱かせる特定のグループを見つけられるはずです」。

日本語のマスターは、多くの問題を緩和してくれることは明らかだが、その事実は見逃されやすい、とクリスさん。「言葉が話せることは大きな違いなのだということに、すぐに気づきました」という。なぜなのか? 「日本語が話せないと自由が限定され、他の人に頼りすぎることになるんです」。

「最もすばらしいことの一つは、すばらしくないことの一つでもあります」と愛子さん。「文化、信条、物事の進め方の違いの受け入れ方や対処の仕方を学ぶことは、価値のある技能ですが、二人に多くのストレス、怒り、不満をももたらします」。これは夫婦としてだけでなく、夫婦の親にも当てはまることだ。「これらの違いは、時には問題に発展することもありますが、同じバックグランドを持つカップルの結婚では、決して起こることはありません」。

「忍耐、理解、高い包容力が絶対必要です」と二人は言う。「パートナーがこれまでやってきたやり方を認め、自分の文化をいつも相手に押し付けるようなことをしない気持ちが大切です」。

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