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ありえない偶然の一致が二人を結びつけた

デイブさんとアンドリアさんが2002年にはじめて会ったとき、彼らは家から何マイルも離れた場所で二人を出会わせた奇妙なよじれた運命を考えてもみなかった。不思議な偶然の一致の話は、2002年に彼らが東京のベルリッツ英語学校で英語を教え始めた最初の週に出会ったことから始まる。デイブさんが授業の間に休憩している時、旅行のかたわら教師を務めるアンドリアさんが部屋に入ってきた。「あのときのことははっきり覚えているよ」とデイブさん。「あごがはずれたね。飛びあがって自己紹介した後、ぼくの理想の女性が現われたと感じたね。一目ぼれだった」。おしゃべりをしていると二人ともカナダのバンクーバーの郊外から来たことがわかった。そして二人とも日系のハーフ。本当に偶然の一致だった。

ベルが鳴り、二人は別の階でまた教えた。「人生の中で一番長い3レッスンだったよ」とデイブさんは思い出す。アンドリアさんが帰る前に見つけ出さなければならないと思っていた彼は、職員室に戻ろうとエレベーターのボタンを叩いた。続いて起きたことはロマンチックムービーから引き抜いたようなシーンだった。エレベーターのドアが開いたとき、デイブのあごはまたはずれた。アンドリアが乗っていたのだ。「彼女は駅に向かうところだった。彼女の電話番号を聞き出すのに4分しかなかった。彼女がいなくなったら一生会うことができない。はやる気持ちで頭は爆発しそうだった。めまいがしそうな興奮とプレッシャーを感じた。頭が狂っていた」とデイブは思い出す。

その日遅く、デイブさんの両親からEメールがあり、最初の週の仕事はどうだったかを聞いてきた。デイブさんは東京での出来事を話す代わりに、携帯に入力した。「アンドリアというすばらしい女性に出会ったよ。彼女もバンクーバーから来た日系のハーフなんだ」。両親から返信があり、「彼女の苗字は?」と聞いてきた。

次の日の早朝、デイブさんの電話が鳴った。父親からだった。午前4時は電話をかけるにはふさわしくない時間帯だ。「デイブ!」父親は興奮気味に叫んだ。「あの女の子のことだけど、彼女の母親とたった今話をした。彼女は君のいとこだよ!」。デイブさんはショックのあまり、ベッドから落ちそうになった。だが、数分後、それは父親の冗談だとわかった。

何とデイブさんの父親とアンドリアさんの母親は子供の頃ブリティッシュ・コロンビア州のバーノンという小さな町に近所同士で住んでいて、一緒に学校に通っていたのだ。それに祖父母同士が親友で、毎週教会へ一緒に行く間柄だった。それなのにどちらの家族も子供達を紹介しなかった。デイブさんとアンドリアは同じ大学に通っていて(時期は異なる)、バンクーバーのダウンタウンの4ブロック離れていたところにお互いに住んでいたのだ。70年代の初めデイブさんの両親が日本へ引っ越してきたとき、彼らを最初に訪れた友達が、アンドリアの両親だった。

若いカップルは食事や観光に一緒に出かけるようになった。「ぼくたちは恋に落ちたのです」。3月に一緒に住み、デイブさんは今、アンドリアさんの弟と一緒にアントレプレナー・アソシエーション・オブ・トーキョーで働いている。ふたりの間で起きたことといえば、今年のはじめタイで1ヶ月生活し、ロッククライミングやスキューバダイビングをしたことだ。「天国でしたね」とアンドリアさん。一緒に生活する際にむずかしい決断もしなければならなかった。アンドリアさんは他の国へ行く準備をしていて、デイブさんは日本にもう一年住みたいと思っていたからだ。

「ものすごくたくさんのコミュニケーションと正直なことです」、二人の関係の中で何が重要かを尋ねるとそう答えた。「ぼくらの家族は二人にとってとても大切です。彼らにはたくさん助けてもらったし、彼らなしではこのようにならなかったと思う」。

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