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部屋を借りる際の日本の特殊事情
南向きの窓があっても、夏は太陽が高くなるので部屋の中まで強い日差しが入ってこない。窓をあければさわやかな南の風が入ってくる。北向きは太陽が入らないからじめじめする。冬は寒い風が北から吹いてくるので、窓も開けられない。日本人が南向きにこだわるのはそのためである。 部屋の広告の説明には必ず「2LDK」とか「3LDK」との表記がある。「L」はリビング、「D」はダイニング、「K」はキッチンの意味だ。つまり、「2LDK」はベッドルームが2つに、リビング、ダイニング、キッチンがついているという意味。また「ワンルーム・マンション」という場合は、ひと部屋にキッチンとユニット・バスがついているアパートをさす。部屋は20〜30平米と小さいのが普通。なお、鉄筋コンクリートのアパートは一般的に日本では「マンション」と呼ばれている。 案内には駅から徒歩何分という表示も必ず書かれているが、1分は80メートルをあらわす。「JR新宿駅から徒歩10分」と書いてあれば、駅から800メートルということである。 「家賃8万、礼1、敷2」と書いてあれば、家賃が月8万(前払)、礼金が1ヵ月(8万)、敷金が2ヵ月(16万)という意味で、入居時に32万円が必要となる。日本の場合、家具のついていない部屋がほとんどだ。 |
日本人が部屋を借りるときは、窓がどちらの方向に向いているかを一番注意する。日本の冬は寒い。南向きの窓があれば日中太陽が差し込み明るく温かい。だから、南向きに窓のある部屋は好まれる。次いで朝日の差し込む東側に窓が向いている部屋だ。東南の角部屋はもっともよい部屋とされ家賃も高くなる。