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「自治会」は地域住民のネットワーク
現在は以前ほどではないが、日本の治安のよさは世界的に評価されてきた。外国でも研究され、その治安の高さの秘密は、日本の各地域に細かく張り巡らされた交番制度にあるとの見方が強い。その背景には、各地域の住民による情報ネットワークを通じて街づくりを支える、自治会制度の存在がある。 自治会は通常、市町村を構成する。例えば、「本町」や「本町」などと呼ばれる単位で存在する。その活動は、主に、公園の掃除の日、ごみ置場の位置、盆踊りなどのイベント、火事や地震の訓練、共同募金への寄付についてなどだ。会長、副会長など会の方針を実施する役員のほかに、数十軒単位に一人の班長がいて、各住民に会合の内容を知らせる。 これらの伝達は、通常、回覧板を通じて行われることが多い。「お知らせ」が記された用紙は、大きなクリップのついたボードに挟まれ各家庭に回覧される。それを読んだ家庭は、判子を押し、または署名して、隣の家庭に回す。回覧板は一周して元の班長の家に戻ってくる。かくして、全員に周知することができるのである。 快適な日本生活は近所づき合いから 都会ではアパート住民が多く、自治会は住民の協力が得にくい。都会の自治会の大きな問題の一つがごみの処理。ごみの捨て方は各市により異なるが、半透明の袋に入れて、毎週決められた日に、決められた場所に捨てるのが一般的だ。ごみは、燃えるごみと燃えないごみに分けて袋に入れる。ごみ袋には有料のごみ回収シールを義務づけるところもある。 ごみの処理に限らず、日本人はこれらの規則を比較的よく守るが、外国人は守らない人が多い。これは習慣の違い、情報の伝達の悪さ、無知無関心などによる理由だろう。日本人はこれらの人を表立って批判することは少ないが、快く思っていない。快適な日本生活を送るには、まず、マナーを守り、近所付き合いを大切にすることが必要だ。 |

